小林信保と皆の笑顔があふれる大月にする会 交流ブログ

2017年07月13日

長野県大町市議会・東京都多摩市議会への視察

7月10〜11日、議会基本条例調査特別委員会で長野県大町市議会と東京都多摩市議会に視察に行ってきました。
今回の目的は、議員個人が指摘や意見を行うのではなく、議会として議論を行い議会として指摘や意見をする事が有効な決算審査には欠かせない事である事、更に、この指摘や意見を翌年度の予算審査に繋げるための仕組みを学ぶ事です。
今回、伺った両議会とも議会が事業評価を行っているという事で視察先として選定させて頂きました。
多摩市の議会基本条例では、決算・予算を連動させる事を目指し、第9条に「議会が、決算審査に当たって、市長等が執行した事業等の評価を行う事」「議会の評価を市長に明確に示す事」「 市長は、議会の評価を予算に十分反映させるよう努めなければならない事」を規定しています。
この「事業の評価」をする為の資料は、リーダー以下の若手職員が作成し、その内容は事務事業の目標や概要、決算額、内訳、推移、目標の達成状況と自己評価を記入した事業カルテと言われる事業報告書を綴った決算事業報告書という冊子になっています。
この資料を基に議会が事業を評価し、市長に提出しています。これを受け市長部局では、予算編成への反映状況の説明資料を作成し議会に説明を行っています。

大町市では、新規に取り組む事業や大幅な変更がある事業や特に説明を必要とする事業については、議会が作成した「政策等の形成過程説明資料」により@ 政策等を必要とする背景 A提案に至るまでの経緯及び関係法令等B市民参加の実施の有無及びその内容 C他の自治体の類似する政策との比較検討D総合計画における根拠又は位置付けE政策等の実施に係る財源措置F将来にわたる政策等の効果及びコストを記入して提出する事になっています。
この事により充実した議論ができるようになったそうですが、事業評価シートには先にあげた7つの視点が入っていない為、論点整理ができていないように感じました。よって、次年度の予算編成への反映に繋がってはいないようです。
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2017年05月22日

小樽合宿・木村塾 「地-域活性プロデューサー人財塾」

5月20〜21日、小樽合宿・木村塾 2017年5月期「地-域活性プロデューサー人財塾」に参加してきました。

私の隣は土屋和也君、行きも帰りも別行動ですが、決して仲が悪いわけではありません。
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講師は、木村俊昭氏
【プロフィール】
東京農業大学教授・内閣官房シティーマネージャー(自治体 特別参与)
北海道出身。小樽市産業振興課長・産業港湾部副参事、内閣企画官、農林水産省大臣官房企画官 等を経て現在は東京農業大学教授、内閣官房シティーマネージャー、総合政策アドバイザー等として大学講義の他国内外において年間120超の地域で講演・現地アドバイス等を実践中
著書「地方創生 成功の方程式―できる化・みえる化・しくみ化」他多数

今回の研修の目的ℍは、プレゼン力、事業構想力、実現力、引き出し力を研き、コミュニティ リーダー役・プロデューサー役の大切な視点を学ぶ事です。
今の私に足りない事は、事業構想力・実現力・プレゼン力であると感じていますのでこれらの力をつけて「できない」を「できる」に変えられるようになりたいと思います。

まずは、自分の整理です。やるべき事の優先順位を付けました。
今後、取り組むべき事は沢山ありますが、まずは、自分のやるべき事を次の5つ(A〜E)の視点でピックアップしました。

私がピックアップしたのは次の通りです
A五感六育
K皆のやる気のアップ
M子供の責任感を持たせる

B仕事の時間
@議会基本条例作り
Aマニフェスト作り
B議会のインターネット配信
J病院部会 
Lアパート作り
N選挙対策

Cライフワーク
C釣り
Dマラソン

Dパートナー
E畑仕事
I仲良く・聞く

E自己研鑽
F積極性を付ける
G文章をわかりやすく書く 伝える
H言葉のかけ方・話しの聞き方

以上を重要性と緊急度を軸としたグラフに書き込みました。
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❷プレゼンのポイントについて
プレゼンをうまくするには、次のポイントに注意する事だそうです。
@ シンプルにする事
A 感情を込める事
B 意外性を持たせる事
C 具体性を持たせる事
D 信頼性を付ける事
D ストーリー性をつける事


❸事業構想力・実現力について
地域の産業をおこす上で大切な事は、地域を五感(見る、聞く、嗅ぐ、触る、味わう)で感じ調査し六育(知育・食育・遊育・木育・健育・職育)で事業を考える事が必要だそうです。そして、事業をおこす時には情報を共有し、役割を分担し、出番を創出する事が必要だそうです。
役割の分担はしていますが、とかくやらされ感がつきまとい言われた事をこなす傾向になりがちですが、出番を演出し遣り甲斐を感じてもらうような設えが必要だと感じました。
人はそれぞれ持っている能力が違います。年齢、性別、職業、趣味、経験などを要因に得意な事と苦手な事があります。この能力を有効に発揮できる仕組みを作る事が大切です。

今回、事業を考える時に使ったのが下記の表です。
事業構想.png

テーマを設定し@あるべき姿を作り上げる為に必要な事を整理していくのですが、A現状を整理し、具体的な数値目標を設定し、何を何時迄にいくら使って取り組むのかを書き込みます。
今回、私は大月市の持つ東京に近い、富士山への通過点、ふるさと教育を推進している、中学生の職業体験を受け入れる企業が多くリスト化されている、ウェルネスツーリズム事業を行っている事を資源として、教育と観光を掛け合わせた体験型観光の事業化について考えてみました。

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この図表で発表をしました。
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今まで考えたリアルキッザニア大月を膨らませてみましたが、産業と呼べるほどの収益があがるのかという厳しい指摘を頂きました。
健康になる為の長期滞在が出来るように考えてみた方がいいという指摘も頂きました。

今回は、事業構想を考えて実現するために必要な事は何か?を学んだのですが、枠割分担、出番の創出の大切さをしりました。
人がやる気になるような設え、話し合いの時には時間に縛られずはグダグダと、言った事に責任を持たなくても良いなどという常識では考えられない手法もあるという事を知りました。
何かの機会に取り入れてみたいと思います。

今回の参加者は自治体職員 地方議員、NPO代表等で違った視点で様々な発言があり刺激を受けました。
自治体職員の愚痴や本音を聞けたことも面白かったです。



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2017年02月20日

自伐型林業が始まるかも!

一昨日(2月18日)は、ろはすの森実行委員会主催の森林環境フォーラムに参加してきました。
講師は中嶋健造氏
どんな人なのかというと肩書はNPO法人自伐型林業推進協会の代表理事なのですが、以前、山田政文さん、藤本実議員と私の3人で林業の活性化を目指し視察研修に行った高知県で自伐型林業を提唱している人なのです。(視察時のブログ

自伐型林業に大きな可能性を感じ、推進すべきと考え,私は2015年9月議会の一般質問の中で自伐型林業を提案させて頂きました。

詳しくはこちら 
2015年9月議会一般質問 全文
平成27年9月定例会.docx

当時配布した スマイルレポートVOL12 2015年10月
スライド2.JPG


今回の講演会には石井市長も参加者と一緒に講演を聞き最後に考えを述べておられました。
その中で市長が中島健造氏の本を読んだ事を披露しながら「自伐型林業が基本」との発言もあり、今後、自伐型林業への取組みが開始されるのではと大きな期待を抱かせていただく機会となりました。

中島健造氏は全国各地で公演を行っていてユーチューブにアップされています。
講演内容の基本は同じです。興味がある方はご覧ください。
自伐型林業の動画


今回、前夜には主催者のろはすの森実行委員会の岡部さんにお招き頂き、中島健造氏と懇親をさせて頂く機会もあり、林業の持つ可能性、木質バイオマス発電についての可能性、危険性についてもお話をうかがうことが出来ました。
中島さんは、大月にできるバイオマス発電所は大きすぎる。年間16万トンの木質燃料を集める事は極めて困難だ。無理して集めようとして皆伐(木をすべて伐採する事)する事になってしまうだろう。すると大月市の山ははげ山が増え、土砂災害が起こりやすくなると危惧していました。
一度はげ山を作ると100%助成金にたより植林をしなくては林を再生する事ができません。しかも最低50年は手入れをし続けないと資材として収入をえる事は出来なくなります。
やはり、森を守り、育て、経営する自伐型林業を推進する事を目指すべきです。
バイオマス発電の木質燃料を強引に集めようと皆伐する事だけは避けなくてはならないと思います。
岡山県真庭市でも巨大な木質バイオマス発電を行っています。全国的な先進事例として有名な地域ですが周りには列状間伐された山が現れているとの事です。私の予測ですが、列状間伐は部分的な皆伐であり、次の段階でこの隙間を使い丸太を搬出する為の準備なのではないかと感じました。
いずれにしても列状間伐は高性能林業機械の使用を前提とした手法であり自伐型林業とは相反する考え方であると思います。

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2017年02月17日

みんながつながって見守りあえるまちにするために「みまもりあいプロジェクト」

昨日は来山会の研修(来山ラボ)と総会に参加してきました。
研修では今年の2月より笛吹市で始まった「見守りステッカー利用支援事業」の説明をして頂きました。http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/kurashi/news.php?id=8367
率直な感想は「非常に素晴らしい仕組みで、大月市でも開始すべきだ。」というものです。
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どんな仕組みかを簡単に説明すると、「フリーダイヤルの電話番号」と「緊急連絡転送ID」の記載がある上の写真の布製のシールを徘徊の恐れのあるお年寄りや障害のある方の服に縫付けておき万が一行方が分からなくなった時等に早期の発見に繋げる取り組みです。
このシールを付けたお年寄りが困った雰囲気を感じた周りの方がこのシールに書いてある番号に電話をかけると、事前に登録しておいた方(家族など2名まで)に自動に転送され、家族に連絡が取れる仕組みになっています。
緊急連絡転送IDの表記があっても個人情報にはあたらず、電話しても非通知設定になっているので電話をしてくれた人の番号も漏れる事がないそうです。
費用は登録時に2,000円と月々300円がかかりますが、笛吹市では初期費用の2,000円と月の半額の150円を行政が負担してくれます。
利用者は年間1,800円の負担でこのシールを48枚もらい、勿論、お年寄りもですが、子供や無くなっては困る貴重品、更には犬や猫などのペットに張り付けておく事で発見の手助けとなります。
大月市でも防災無線で行方不明の方の情報が放送されます。早期発見の手助けとなると思います。
更に昨日、大月市のfacebookページで発信していた犬の捜索にも利用できるかもしれません。

様々な利用方法があると思います。是非検討し大月市でも大々的に取り組みを始めるようにしたいと思います。
まずは、3月議会の一般質問で取り上げます。
昨日の研修に参加した来山会のメンバーが山梨県内各地で一般質問に取り上げます。
全国的に見ても超先進的な取り組みを山梨県から始められるよう来山会のメンバーでムーブメントをおこしたいと思います。
昨晩、一緒に参加していた鈴木基方議員もこの取り組みに対し賛同していましたので相談した結果、私が一般質問をする事にさせて頂きました。
鈴木基方議員の分まで頑張らないと!

見守りステッカー支援事業 (PDF:1.28MB)
みまもりあいアプリについて (PDF:811KB)
みまもりあいプロジェクト (PDF:837KB)

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2017年02月04日

一般質問・政策形成に使える議会図書室

大月市議会の議員控室の片隅には小さな本棚がありますが、私はそこにある本に一度も手をつけた事はありません。
議員になっていらい、なんでこんな所に本棚があるんだろう、もったいないな〜と思っていたのですが、ある時、この本棚が地方自治法第100条19に書かれている議会図書室の役割を果たしている事を知りました。

全国各地で作られている議会基本条例には議会図書室の充実が書かれていますが、本当に充実させる気があるんだろうか?その必要があるんだろうか?・・・・

そんな中、昨日は、議会基本条例調査特別委員会で国立国会図書館の塚田洋氏をお招きし「一般質問・政策形成に使える議会図書室」と題した講演をして頂きました。
参加対象者は議員全員、事務局と市立図書館の司書の方です。

講演内容は以下の通りです。
1 議会図書室は調査に役立つか
(1) インフラとして整備されているか
(2) 議会独自の情報源になりうるか
2 議会図書室を一般質問に使う
(1) 一般質問に必要な情報とは
(2) 役立つほぼ無料のデータベース

まず、インフラとしては殆どの自治体で整備出来ていない状況が分かりました。
県庁所在市でも図書室の職員は2.6人 更に専任職員は0.1人、司書に関しては0人であるそうです。

議会図書室があっても、どのような本があって、どのような情報があるのかさえ理解できていない現状では役立つ図書室にはなっていないという事です。

さて、一般質問や政策形成を成功に導くには以下の3点の情報を集める事が大切だそうです。
@新聞記事・・・・課題を明確にする争点情報
A法令・統計・・・課題状況を裏付ける客観的な基礎情報
B雑誌・論文・・・争点情報や基礎情報を専門家化がどのように分析・解釈しているのかという専門情報
                            だそうです。
この情報を素早く的確に集めるには司書さんの力が必要です。
予算をかけて蔵書を増やし司書を置く事は現実的ではありません。
今あるインフラでどうやって必要な情報を集めればよいのでしょうか?
そこで様々な提案を頂きました。
有効な情報の集まったインターネット上のHPの紹介をして頂きました。
更に市立図書館や大学図書館、県立や国立図書館の可能性についても提案頂きました。
大津市議会では3大学との連携をしているそうです。
市立図書館の司書の方からは議会からの要請があれば情報を集めて頂けるとの発言も頂く事が出来ました。
さらに終了後、議会事務局の方からは、HPについては有効に活用できそうだとの感想を頂く事ができました。

今回の研修で得た事を議会基本条例の制定や今後の一般質問、政策形成にも役立てていかなくてはもったいないと感じました。
posted by nobuさん at 10:00| Comment(0) | 研修報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

市議会議長会研修「地方議会人の挑戦 議会改革の成果と課題」

昨日(2月2日)は市議会議長会の研修で甲府のアピオに行き、中邨章氏(明治大学名誉教授、アメリカ国家行政院フェロー)の「地方議会人の挑戦 議会改革の成果と課題」と題した講演を聞いてきました。
講演は非常にわかりやすく多岐にわたるものでした。
先生は基本的に議会を応援するような発言が多かったのですが、地方議会はライオンになれるのにウサギにしかなれていないとの指摘もしておりました。
首長提案の議案は99.3%が可決、予算案は94%が可決しているのが現状ですが、3週間程度の会期日程では時間的に難しい事や、首長のプライドを傷つける事への配慮などがその原因であると言っていました。
更に首長も議会との事前協議や相談折衝、有力議員の配慮(予算に組み込む)などにより、議案や予算を可決するよう工夫?をしているからであるとも言っておりました。
しかし、これからの地方議会はこれまでの妥協と折衝の従来型の政治からガチンコ勝負をしていかなくてはならず、その為には最初から賛成や反対が決まっているような与党や野党という考え方はあること自体がおかしいのだと改めて確認する事が出来ました。

議員の定数については、様々な考え方がある事を示して頂きました。
代表率と言っていましたが、議員一人当たりの人口(人口÷議員数)や議員1人当りの議会予算(議会予算÷議員数)、学校区数という考え方等ですが、常任委員会が機能するには最低8人の議員が必要だと言っていました。
大月市議会に当てはめてみると、代表率(議員1人当りの人口=25500÷議員数14人)は1821人で山梨県の平均は約2700人 長野県の平均は約4000人より少ない事がわかります。
山梨県の平均である2700人にするには議員数を9.4人にまで減らさなくてはなりませんが、旧小学校区は15地区、常任委員会の議員は7人ですので8人には達していませんので慎重に考える必要があると思います。
しかし、本当に必要な事は、議員の数が多くても少なくても議会が市民の役に立つことです。
適切な議員数を議論する事も必要ですが、市民の役に立つ為の議会へと改革を推進する事が大切であると思います。
やっぱり議会基本条例が大切だ〜  「頑張ろう!!」

今日は午後から国立国会図書館の塚田洋氏を講師にお迎えし議会基本条例調査特別委員会主催の研修です。またブログで報告いたします。

posted by nobuさん at 10:35| Comment(0) | 研修報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月17日

来山会企画「ギカイを変えるキカイ」を開催しました。 

一昨日は議会基本条例制定から10年が経過した事や、昨年2月の山梨県議会の流会騒動に端を発した議会基本条例制定に際し、私も所属する来山会(未来の山梨を拓く議員の会)では議会基本条例と住民参加のあり方を考える場となるよう「ギカイを変えるキカイ」と銘打ったイベントを企画し参加してきました。
来山会ギカイをかえるキカイ.jpg

私の政治への興味を抱かせてくださった北川正恭(元三重県知事)の基調講演とJC時代に市長選公開討論会でお世話になった江藤俊昭先生(山梨学院大学教授)のコーディネートによるパネルディスカッションが行われました。
北川先生は地方議会が変われば地域が変わり、日本を変えていくことに繋がるんだという強いメッセージを発信しているように感じました。
中央集権から地方分権へ更に今、地方創生へとステージが変わった事で議会の役割が大きくなったと言われています。
北川先生は最初の講演では議会の役割の変化について丁寧に話されていました。
中央集権時代、県の仕事の8割は国の下請け(機関委任事務)でほとんどの決定権は国が持っていて県や市はその事を執行するのみで、政(まつりごと)は殆どは国に存在し、地方に政治は必要ない時代であった。しかし、地方分権一括法で機関委任事務が全廃されたことで国の下請けでは自己決定が必要になった事で地方にも政(まつりごと)が必要になったのです。そしてそれを担えるのは執行機関ではなく、議会にしか担う事が出来ないという事、まずはこの事をしっかりと認識しなくてはならないと話されていました。
この政(まつりごと)を行う基本的な決めごとが議会基本条例です。
住民意志の反映が出来る議会、議決による政策決定機関として機能する議会になる為に、議会基本条例という有効に機能するツールを作り、住民福祉の向上に寄与する議会にならなければ議会不用論は払拭できないと改めて思いました。
いつも刺激的な言葉で激励をして下さる北川先生の講演は非常に素晴らしい機会となります。
来山会に対しても35人の来山会が本気で変われば山梨は変わるから、会として明確なマニフェストを作成し達成に向けて真剣に取り組まなくてはダメだと大きな課題を頂きました。勝俣会長からはさっそくマニフェストを考えるような提案が出ております。1年後までにそのマニフェストを達成する為に活動を開始しなくていけません。
posted by nobuさん at 05:40| Comment(0) | 研修報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月11日

無毒の「野州麻」/養蚕は厳しい

11月9日(水)〜10日(木)
総務産業常任委員会の視察で栃木県鹿沼市「野州麻の栽培」と埼玉県所沢市の「養蚕」の視察研修をさせていただきました。

麻は下駄の鼻緒の芯縄や大凧揚げに用いる凧糸など伝統文化を継承するために不可欠なものです。
栃木県の鹿沼市で栽培されている「野州麻」は品種改良した無毒の麻で今、巷を騒がせている大麻草にはならない麻なのだそうです。
通常は麻の栽培をしている事が分からないように四方を囲む必要があるそうですが、ここでは囲いを作らなくも栽培の許可がでるそうです。

鹿沼市は品質・収穫量とも日本一の生産地であり全国の生産量の5割以上を占めているそうですが生産農家は12軒で1軒の農家で栽培できるのは約20アール(2反)程度、10アール当りの収入は100万円程度だそうですが、品質により大きく値段が変わるそうです。(説明の中では2aが限界と言っていましたが、調べてみると機械化で1.1haの栽培をしている人もいる事が分かりました。http://agri-biz.jp/item/detail/7552


栽培は春から夏にかけての3〜4カ月で100万円程度の収入になるという事をどのように捉えるのかがポイントです。栽培期間以外の仕事があれば決して悪い収入ではありませんが、真夏に刈り取りし、ビニールハウスに干す作業は慣れている人でも脱水症状になるような過酷な作業であるそうです。

栽培をするには許可が必要で無毒の「とちぎしろ」という種を入手するには、栽培する体制を整え県を通じ栃木県に申請をすれば不可能ではないそうです。
興味を抱き種の入手の問い合わせはこれまでにも数件あったそうですが実現した事はないそうです。


二日目は埼玉県所沢市の「養蚕」について視察研修をさせて頂きました。
所沢市の庁舎での座学ですがその間、養蚕については一切触れられず、現場に移動しました。
画期的な取り組みを期待しての視察でしたが、所沢市でも養蚕業を営む方は4軒しかなく厳しい現状があるそうです。
養蚕について説明して頂いた方の跡継ぎの方が「趣味として考えています。」とおっしゃっていましたが、手がかかる割に収入にはならないという事を感じました。(少し話したら小麦の種蒔に行ってしまいました。)
posted by nobuさん at 12:04| Comment(0) | 研修報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする