小林信保と皆の笑顔があふれる大月にする会 交流ブログ

2017年02月20日

自伐型林業が始まるかも!

一昨日(2月18日)は、ろはすの森実行委員会主催の森林環境フォーラムに参加してきました。
講師は中嶋健造氏
どんな人なのかというと肩書はNPO法人自伐型林業推進協会の代表理事なのですが、以前、山田政文さん、藤本実議員と私の3人で林業の活性化を目指し視察研修に行った高知県で自伐型林業を提唱している人なのです。(視察時のブログ

自伐型林業に大きな可能性を感じ、推進すべきと考え,私は2015年9月議会の一般質問の中で自伐型林業を提案させて頂きました。

詳しくはこちら 
2015年9月議会一般質問 全文
平成27年9月定例会.docx

当時配布した スマイルレポートVOL12 2015年10月
スライド2.JPG


今回の講演会には石井市長も参加者と一緒に講演を聞き最後に考えを述べておられました。
その中で市長が中島健造氏の本を読んだ事を披露しながら「自伐型林業が基本」との発言もあり、今後、自伐型林業への取組みが開始されるのではと大きな期待を抱かせていただく機会となりました。

中島健造氏は全国各地で公演を行っていてユーチューブにアップされています。
講演内容の基本は同じです。興味がある方はご覧ください。
自伐型林業の動画


今回、前夜には主催者のろはすの森実行委員会の岡部さんにお招き頂き、中島健造氏と懇親をさせて頂く機会もあり、林業の持つ可能性、木質バイオマス発電についての可能性、危険性についてもお話をうかがうことが出来ました。
中島さんは、大月にできるバイオマス発電所は大きすぎる。年間16万トンの木質燃料を集める事は極めて困難だ。無理して集めようとして皆伐(木をすべて伐採する事)する事になってしまうだろう。すると大月市の山ははげ山が増え、土砂災害が起こりやすくなると危惧していました。
一度はげ山を作ると100%助成金にたより植林をしなくては林を再生する事ができません。しかも最低50年は手入れをし続けないと資材として収入をえる事は出来なくなります。
やはり、森を守り、育て、経営する自伐型林業を推進する事を目指すべきです。
バイオマス発電の木質燃料を強引に集めようと皆伐する事だけは避けなくてはならないと思います。
岡山県真庭市でも巨大な木質バイオマス発電を行っています。全国的な先進事例として有名な地域ですが周りには列状間伐された山が現れているとの事です。私の予測ですが、列状間伐は部分的な皆伐であり、次の段階でこの隙間を使い丸太を搬出する為の準備なのではないかと感じました。
いずれにしても列状間伐は高性能林業機械の使用を前提とした手法であり自伐型林業とは相反する考え方であると思います。

posted by nobuさん at 08:18| Comment(2) | 研修報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月17日

みんながつながって見守りあえるまちにするために「みまもりあいプロジェクト」

昨日は来山会の研修(来山ラボ)と総会に参加してきました。
研修では今年の2月より笛吹市で始まった「見守りステッカー利用支援事業」の説明をして頂きました。http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/kurashi/news.php?id=8367
率直な感想は「非常に素晴らしい仕組みで、大月市でも開始すべきだ。」というものです。
IMG_1694[1].JPG
どんな仕組みかを簡単に説明すると、「フリーダイヤルの電話番号」と「緊急連絡転送ID」の記載がある上の写真の布製のシールを徘徊の恐れのあるお年寄りや障害のある方の服に縫付けておき万が一行方が分からなくなった時等に早期の発見に繋げる取り組みです。
このシールを付けたお年寄りが困った雰囲気を感じた周りの方がこのシールに書いてある番号に電話をかけると、事前に登録しておいた方(家族など2名まで)に自動に転送され、家族に連絡が取れる仕組みになっています。
緊急連絡転送IDの表記があっても個人情報にはあたらず、電話しても非通知設定になっているので電話をしてくれた人の番号も漏れる事がないそうです。
費用は登録時に2,000円と月々300円がかかりますが、笛吹市では初期費用の2,000円と月の半額の150円を行政が負担してくれます。
利用者は年間1,800円の負担でこのシールを48枚もらい、勿論、お年寄りもですが、子供や無くなっては困る貴重品、更には犬や猫などのペットに張り付けておく事で発見の手助けとなります。
大月市でも防災無線で行方不明の方の情報が放送されます。早期発見の手助けとなると思います。
更に昨日、大月市のfacebookページで発信していた犬の捜索にも利用できるかもしれません。

様々な利用方法があると思います。是非検討し大月市でも大々的に取り組みを始めるようにしたいと思います。
まずは、3月議会の一般質問で取り上げます。
昨日の研修に参加した来山会のメンバーが山梨県内各地で一般質問に取り上げます。
全国的に見ても超先進的な取り組みを山梨県から始められるよう来山会のメンバーでムーブメントをおこしたいと思います。
昨晩、一緒に参加していた鈴木基方議員もこの取り組みに対し賛同していましたので相談した結果、私が一般質問をする事にさせて頂きました。
鈴木基方議員の分まで頑張らないと!

見守りステッカー支援事業 (PDF:1.28MB)
みまもりあいアプリについて (PDF:811KB)
みまもりあいプロジェクト (PDF:837KB)

posted by nobuさん at 14:00| Comment(0) | 研修報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

一般質問・政策形成に使える議会図書室

大月市議会の議員控室の片隅には小さな本棚がありますが、私はそこにある本に一度も手をつけた事はありません。
議員になっていらい、なんでこんな所に本棚があるんだろう、もったいないな〜と思っていたのですが、ある時、この本棚が地方自治法第100条19に書かれている議会図書室の役割を果たしている事を知りました。

全国各地で作られている議会基本条例には議会図書室の充実が書かれていますが、本当に充実させる気があるんだろうか?その必要があるんだろうか?・・・・

そんな中、昨日は、議会基本条例調査特別委員会で国立国会図書館の塚田洋氏をお招きし「一般質問・政策形成に使える議会図書室」と題した講演をして頂きました。
参加対象者は議員全員、事務局と市立図書館の司書の方です。

講演内容は以下の通りです。
1 議会図書室は調査に役立つか
(1) インフラとして整備されているか
(2) 議会独自の情報源になりうるか
2 議会図書室を一般質問に使う
(1) 一般質問に必要な情報とは
(2) 役立つほぼ無料のデータベース

まず、インフラとしては殆どの自治体で整備出来ていない状況が分かりました。
県庁所在市でも図書室の職員は2.6人 更に専任職員は0.1人、司書に関しては0人であるそうです。

議会図書室があっても、どのような本があって、どのような情報があるのかさえ理解できていない現状では役立つ図書室にはなっていないという事です。

さて、一般質問や政策形成を成功に導くには以下の3点の情報を集める事が大切だそうです。
@新聞記事・・・・課題を明確にする争点情報
A法令・統計・・・課題状況を裏付ける客観的な基礎情報
B雑誌・論文・・・争点情報や基礎情報を専門家化がどのように分析・解釈しているのかという専門情報
                            だそうです。
この情報を素早く的確に集めるには司書さんの力が必要です。
予算をかけて蔵書を増やし司書を置く事は現実的ではありません。
今あるインフラでどうやって必要な情報を集めればよいのでしょうか?
そこで様々な提案を頂きました。
有効な情報の集まったインターネット上のHPの紹介をして頂きました。
更に市立図書館や大学図書館、県立や国立図書館の可能性についても提案頂きました。
大津市議会では3大学との連携をしているそうです。
市立図書館の司書の方からは議会からの要請があれば情報を集めて頂けるとの発言も頂く事が出来ました。
さらに終了後、議会事務局の方からは、HPについては有効に活用できそうだとの感想を頂く事ができました。

今回の研修で得た事を議会基本条例の制定や今後の一般質問、政策形成にも役立てていかなくてはもったいないと感じました。
posted by nobuさん at 10:00| Comment(0) | 研修報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

市議会議長会研修「地方議会人の挑戦 議会改革の成果と課題」

昨日(2月2日)は市議会議長会の研修で甲府のアピオに行き、中邨章氏(明治大学名誉教授、アメリカ国家行政院フェロー)の「地方議会人の挑戦 議会改革の成果と課題」と題した講演を聞いてきました。
講演は非常にわかりやすく多岐にわたるものでした。
先生は基本的に議会を応援するような発言が多かったのですが、地方議会はライオンになれるのにウサギにしかなれていないとの指摘もしておりました。
首長提案の議案は99.3%が可決、予算案は94%が可決しているのが現状ですが、3週間程度の会期日程では時間的に難しい事や、首長のプライドを傷つける事への配慮などがその原因であると言っていました。
更に首長も議会との事前協議や相談折衝、有力議員の配慮(予算に組み込む)などにより、議案や予算を可決するよう工夫?をしているからであるとも言っておりました。
しかし、これからの地方議会はこれまでの妥協と折衝の従来型の政治からガチンコ勝負をしていかなくてはならず、その為には最初から賛成や反対が決まっているような与党や野党という考え方はあること自体がおかしいのだと改めて確認する事が出来ました。

議員の定数については、様々な考え方がある事を示して頂きました。
代表率と言っていましたが、議員一人当たりの人口(人口÷議員数)や議員1人当りの議会予算(議会予算÷議員数)、学校区数という考え方等ですが、常任委員会が機能するには最低8人の議員が必要だと言っていました。
大月市議会に当てはめてみると、代表率(議員1人当りの人口=25500÷議員数14人)は1821人で山梨県の平均は約2700人 長野県の平均は約4000人より少ない事がわかります。
山梨県の平均である2700人にするには議員数を9.4人にまで減らさなくてはなりませんが、旧小学校区は15地区、常任委員会の議員は7人ですので8人には達していませんので慎重に考える必要があると思います。
しかし、本当に必要な事は、議員の数が多くても少なくても議会が市民の役に立つことです。
適切な議員数を議論する事も必要ですが、市民の役に立つ為の議会へと改革を推進する事が大切であると思います。
やっぱり議会基本条例が大切だ〜  「頑張ろう!!」

今日は午後から国立国会図書館の塚田洋氏を講師にお迎えし議会基本条例調査特別委員会主催の研修です。またブログで報告いたします。

posted by nobuさん at 10:35| Comment(0) | 研修報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする